東海遠征1日目

名古屋は近いか。

我々はチーム名に「相模原」の冠を抱く通り、神奈川県相模原市に本拠地を置くチームである。名古屋までは新東名でおよそ4時間。普通であれば立派に「旅行」と呼べる距離だ。
しかしランバイクレース常連者にとっては多少事情が異なる。何せ静岡はもちろん、愛知、三重、京都大阪に至るまで、毎週開催される関東のレースに参戦する強者が多数いるのだ。そんな状況に身を置く中、Rust-ezeメンバーも徐々に感覚が麻痺してくる。関東は庭、静岡近い、秩父は第2のホームでしょ、などなど。

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とはいえ名古屋、お約束のコースは回っておかねば。名古屋城、味噌カツ、手羽先、きしめん、そして櫃まぶし、、、じゃない、ナゴヤドームだ、レースだ。

3/15(土)、16(日)の2日間で行われたハピママランバイクカップの初日。運営はシーサイドとほぼ同様で、レース形式も賞品の豪華さも同じだった。異なるのは参加人数と会場の小ささ。ナゴヤドームの中ではなく、ゲートの前なので待機場所も小さめだがこじんまりとして良い雰囲気だ。

Rust-ezeからは2名の参加。
まずは新メンバーで、今回がRust-ezeとしての初めてのレース。3歳のKだ。
Kは昨年10月頃よりレースに出始めてその魅力に取り憑かれ、より高みを目指してRust-ezeへの加入となった。11月生まれでまだ3歳前半、なのに予選突破は当たり前の実力の持ち主。チームデビュー戦で名古屋まで遠征、翌日は伊豆での連戦が予定され、今後の活躍が期待大の新メンバーなのだ。

ところが今日のKは気持ちが乗らなかったのか、予選、レディセットゴーの掛け声に反応できず横を向いてしまう。スタートの出遅れを挽回できずに敗者復活へ。
しかしその敗者復活でも、スタート直後に接触転倒。でも直ぐに立ち上がり最後まで完走した姿は、明日へつながる一歩となるのだ。

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次は4歳I。
エントリー数は少ないとはいえ、東海、関西の強豪に加えて関東からも多数参戦。厳しい戦いになった。
組み合わせによっては強豪同士がぶつかって上位2名の勝ち抜けに入れなかっただろう組もあるが、ここは組み合わせに恵まれなんとか1位で通過できた。
しかし準決勝はもう強豪揃い。2名のみ勝ち抜けと厳しい戦いだ。
スタートの数歩で勝負が決まる。出遅れた。Iの走りで後半に挽回できたことはない。そのまま第一コーナーを最下位。しかし、その後一人抜いて最下位は脱したのは成長の証だが、ここで敗退となった。Iは走力はある、展開次第なのだ。やはり鍵はスタートだ。

この日の4歳の注目選手は同じく関東からの遠征組のHKくんだ。HKくんは3歳での優勝経験も豊富で、ここ最近の4歳レースでも優勝もしていて絶好調だ。このレースでも、東海の強豪を抑えて準優勝となった。

そのHKくんは、翌日のハピママと豊橋のダブルエントリー状態で、どちらに出ようか迷っているとのこと。もちろん、ハピママを推奨。ハピママは賞品も豪華だしメンバーも充実して闘い甲斐があるし、是非そちらへ!と推薦。なにせIは翌日は豊橋へのエントリーが確定している。さてどうなるか、結果は後半へ。

こうして名古屋遠征初日のレースか終了した。さて東海遠征2DAYSのI親子、せっかく名古屋まで来ているので観光でもといきたいところ。ネットやカーナビを駆使して探した結果、I親子が向かった先は、鶴舞公園。どんな公園かと言うと、ストライダーの練習に最適!
不甲斐ないレース結果と、試走とレース2戦以外に全く走れなかったため、名古屋の地で単独練習。主にスタートの見直し、足のポジション確認、初速の足の動きを念入りに練習し、名古屋の日は暮れていくのだった。

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