ピーターパンカップ2014第2戦 1時間耐久レース

ランバイクの新たな可能性を広げる団体戦。
過去何度かこの試みで大会が開催されたが定着した大会は今のところ無さそうだ。
ピーターパンカップでの新しい試みが定着してくれることを願う。

6月29日(日)、ついにピーターパンカップが雨から解放される日がきた。昨年から開催された大会全てが雨、という究極の雨大会だったピーターパンカップ。前日の個人戦も漏れなく雨だったが、明けた翌日の日曜日。梅雨の中休みとなる快晴の空が広がった。

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団体戦は1チーム5人で構成し、1時間の耐久レースとなる。交代は自由、最低1度のタイヤ交換があり、
5歳以上の人数分タイヤ交換を行わなければならない。
1時間のレースというのは初めての体験だ。子どもは最後まで走るだろうか。そんな不安を他所に子どもたちは元気いっぱいだ。

まずはタイムアタックによるグリッドおよびピット決め。チームの代表1名が1周単独走行でタイムを計る。
ここはチーム最速の選手が走り、少しでもよいピットを得たい。

相模原Team Rust-ezeのエースは5歳ITだ。
名前を呼ばれ、ひとりスタートラインに立つ。いつもと違う雰囲気に少し緊張気味だ。

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5,4,3,2,1、フォーンの音とともに飛び出す。
1周200m以上あるロングコース、ミニランプ、バンクを越えて独走する。
全員の注目を浴びて単独疾走する姿は通常の個人戦ではあり得ない演出で盛り上がる。
ゴールをきり、タイムが読み上げられる。1分7秒55。結果は15チーム中8位。他チームは6歳以上のエースも走る中、なかなかの成績だ。

ピットが決まりいよいよ耐久レースの始まりだ。
今回は選手以外に監督1名、ピットクルー2名、給水1名がピットに入ることができる。チーム全体での総合力を競うのだ。
早速監督から選手に指示が入る。
「はい、みんな聞いて〜、今日は団体戦です。みんな、リレーって知ってますか?」
何周で交代させるか、ロングコースなのでタイミングを間違えると子どもがバテバテになる。ピットからの指示が重要だ。
「これ、何て読むかわかる?」

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「これが出たらピットに帰って来てね」
「は〜い!」
わかったのか、不安だ。。。

スタートはルマン式で、ピット前に並べられたマシンに反対側から選手が駆け寄って来てマシンに跨りスタートする。
Rust-ezeのスタートは副キャプテンの4歳KI。

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こちらもいつもと全く違うスタートの雰囲気に緊張感あふれる良い表情だ。同じく5カウントからフォーンでスタート、
一斉にマシンに駆け寄る選手たち。ここから長い1時間が始まる。

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基本的に2周ずつという作戦で、疲れの様子などをみて臨機応変に。第3走者4歳RY、3歳KI、3歳KOと続く。
Rust-ezeは5歳1名、4歳2名、3歳2名の構成なのでタイヤ交換は1回だ。

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順調に周回を重ねるが、アクシデントは3歳KIの時だった。詳細は不明だが年上の速い選手と接触し転倒した。
自走出来なくなった場合、監督が助けに入りピットに連れ戻すルールだ。
しかしその場合はペナルティとして2分間の待機が必要となる。
係りの方のタイマーで2分間が計測され、再スタートをきる。

3歳KIは口を切る怪我をしてしまった。幸いに大事には至らなかったが、やはり年齢の混在するレースは危険が伴う。
団体戦というレース運営の難しさだが、選手の安全を第一に改善を願いたい。

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レースは順調に進むが選手の疲労も溜まってきた。ピットも必死だ。
あれ、三周目いっちゃったよ、ピットに帰れ〜、
次の走者は?ヘルメット取ってビブス着る準備!、
飲みもの飲ませて休憩、
監督の指示がピット内に響く。
タイヤ交換はピットクルーの見せ場だ。はずせ〜、つけろ〜。

10分おきに各チームの順位と周回数がアナウンスされる。低年齢層が中心のRust-ezeは徐々に順位を下げてしまう。
それでも、ヘトヘトになりながら選手たちはよく走った。一度も途切れる事なくビブスをつなぎ、最後の最後まで全力で走った。

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1時間で34周、順位は15チーム中11位。上位には入れなかったが初めての試みに十分楽しめた。

ピーターパンカップは他に類を見ないロングコース、ミニランプやバンク、スタートヒルなど運営に力が入り、
今回も前日の花火や団体戦という新しい試みにチャレンジする。雨にも負けないその素晴らしい運営の方々に賛辞を送りたい。

その上で、団体戦をレースとしてより楽しめるように改善を望む。
例えば合計年齢の制限や年齢別ハンデの増加、5歳以上タイヤ交換1回ではほとんどハンデにならない。

3歳なら1周回ると2周分にカウント、2歳なら4周など今回のデータを利用してよりエキサイティングなレースになればよいと思う。

それはそれとしても、素晴らしい大会をありがとうございました。
選手、ピットの皆さんもお疲れ様でした。

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