第2回wildrunner cup

12/7、関東ではシーサイドライダーズカップが行われているころ、 西へ向かった2家族がありました。
年中ボーイズの2選手は6月と8月生まれ。
5歳にクラスアップしてから、苦しい戦いが続いていました。
学年くくりでも4月、5月生まれの強豪選手がいるとなかなか勝てない そこへ飛び込んできたwildrunner cup開催の知らせ。
半年区切りのクラス分け、素晴らしい!
3歳の頃から一緒に表彰台に立つことを夢見てきた2人はこのレースにかけて 遠征することにしたのでした。

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激しい山道を登って到着した教習所、山や崖をバイクが走ってるし、車のレースみたいなのも やってるし、男の子には魅力的な場所でした。午前中に到着してレースまでの時間、二人で野山を 駆け回って遊び、

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会場で流れる「妖怪体操」の音楽に合わせて踊り、

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ウォーミングアップはバッチリでした。

2人は5歳前半クラスに出場です。
組み分け予選 Iくん3位、Kくん2位、で迎えた本予選 。
ここで、なんと3組あるのに2人仲良く同じ組に~。

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しかもグリッドも仲良くアウトに~。

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でも素晴らしい走りを見せて1,2フィニッシュを決めてくれました。

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本予選 Iくん 1位、Kくん 2位

決勝! テントの中で行われたグリッド抽選。なんとIくん大外の12グリッドです。きびしい。。。

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RCSのような入場方式でかっこよく入場します。
とにかく、目指すは3位まで!絶対トロフィーもらって帰るんだ。
ここでもらえなかったら また厳しい戦いが半年は続く。。。がんばれ!!

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結果、3グリッドを引いたKくんは、1グリッドの選手に必死にくらいつきましたが力及ばず2位。
Iくんは最アウトグリッドスタートからの7位。よく頑張りました!

表彰式、優勝できず不満顔。。。

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撤収までの時間、待機場所にあったグレーチングの上をみんなで遊びます。 ドーン、じゃんけんぽん!

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次こそ一緒に表彰台のれるように、また頑張ろう!!

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半年区切りのクラス分け、素晴らしいです。
またぜひ開催してください!!
関係者のみなさま、ありがとうございました。

 

 

 

(おまけ) I レポ

『もうここらで潮時かもな‥』決勝のレースが終了し私はため息混じりで呟いた。

愛知県は岡崎市で開催となったワイルドランナーカップ。5歳児クラスの参戦で予選第1ヒートは3位、第2ヒートを1位で抜けての決勝戦。くじ引きのグリッド決めは『Q』。ここで大外を引いてしまう‥一瞬不運を呪ったがこれも天の啓示であろう‥
ろくに練習してない選手がいいグリッドを引き当てるワケないよな‥
私は下を向きながらレース会場を闊歩していた。

(中略)

様々な事柄がアタマを巡り気づくとチームのベースキャンプに足を運んでいた。
と、私の先、すぐ目の前にキラキラと小さく光る物体を確認した。
『ん?なんかの鉱物かな‥』
私は恐る恐るその物体を手に取ってみた。大きさは勾玉くらいの紫色。形も正にそれそのものだったが‥
『こ、これは‥この匂い!!うひよー!!オレの大好きなグミじゃねーか!!さてはKIの野郎が落としていったんだな!しめしめ早速頂いてやるべ!』
誰が落とそうと関係ない。私はそのグミをクチの中に入れた。
『うん‥‥この‥人工着色料と人工甘味料の感じがまた‥いいんだよな‥これはいい配合率のグミだな‥‥』
私はクチの中をクチュクチュしながらブツブツと呟いていた。
ふと、後ろに誰かがいる気配を感じ後ろを振り向くやその刹那、目の前が真っ暗になった。

アタマにずっしりとした重い感触を感じた。グーの手で小突かれたのだ。
『こらっ!!お前また落っこちたお菓子拾って食べやがって!あれほど拾い食いするなって言ってるだろ!』
この5年付き合っているお馴染みの怒り声が頭上から響いた。
『父さん‥いや‥これはKIがたまたま落としてたのを見つけてさ‥エコだろ!?』
『エコじゃねんだよ!ほらKIの表彰式も終わったしそろそろ帰るぞ!』
父は私の小さなお尻を2回ポンッポンッと叩きながら言った。

『父さん‥今日のレース‥悪かったね‥勝てなくてさ‥7位なんて結果で‥』
私はバツが悪そうに歩きながら呟いた。
『‥何位でもいいんだよ‥終われば全て花マルなんだから。いつでもそう思ってたよ。』
父の暖かい言葉に込み上げてくるものを感じた。
『‥父さん?‥‥手、握っていい?』
父は何も言わずに自分の掌と私の掌を重ねた。
『ねぇ‥‥バイク辞めたらもうみんなと会えないのかな‥‥どうなのかなぁ』
頬を涙が伝うのがわかった。
『自分で決めてみな。自分で決断して。でもどちらになってもオレはいつでも、いつまでも応援するよ』
父はそう言うと私と繋いだ手をギュッギュッと2回強くにぎりしめた。
私の涙は止まることなく一層流れ続けた。

今日は全国的にこの冬一番の寒波が訪れた1日だったが私の心と掌はいつまでもいつまでも暖かかった。

(了)

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