第12回シーサイドライダーズカップ

【12/7 海辺の騎士杯@晴海トリトンスクウェア】

(注意) 同日に行われた wildrunner cup のブログの最後のオマケを先に読むことをお勧めする。

『これが最後の海辺の騎士杯になるかもしれないな』私はポツリとそう呟いた。
2014/12/7(日) 本格的に冷え込んできた冬の東京で、あるランバイクの大会が開催された。
海辺の騎士杯、ランバイクの3大大会に位置付けられる誰もが憧れる低価格、豪華景品、都内アクセス抜群な大会だが、パッとした成績を残せたことはない。
しかし、今日は朝から絶好調だった。飯を3杯もかきこんで余裕の重役出勤。会場に着いたらまたメシだ。昼メシにはマック(関西ではマクド)でハッピーセットを2セット完食だ。
『おいおい、またクッパかよ』
8種類もあるハッピーセットのおもちゃが2つともクッパだ。マリオやピーチとは言わない。せめてひとつがヨッシーなら、怪獣レースが楽しめるだろうが、店員も気が利かない。

今は4歳クラスのレース中だ。午前中にレースのあった2歳や3歳のチームメイトの結果はとっくにでている。
『えっ、7時から来てるって!?』2歳MOと4歳KIの家族は駐車場確保のために早朝から会場入りした。その甲斐あってかMOは決勝進出を果たし、惜しくも入賞は逃したが7位。立派な成績だ。おっと、兄貴のKIが走るぞ。応援、応援。
準決勝2位までが決勝進出での3番手。コーナーで前を行く2番手の選手が膨らみインを開ける。
『そこだー!抜けるっ!』
と、思った瞬間、KIは更に大きく外に膨らむ!
ぬぉ〜、それじゃ抜けないっ!
そのまま3位で惜しくも決勝進出を逃した。まだまだ4歳クラスアップ間もない。これからだが、課題は見えたぞ。
その直前の準決勝のレースでは4歳エースRYが全く同じ様な展開で3番手から2番手に浮上していた。さすがにエースだ。そして決勝は惜敗の6位だが最後まで諦めない走りに普段は鬼のRYパパも満足しているようだ。年内最終レースが良好で無事に年を越せそうだ、良かった。

01

他にも様々なドラマがあった。速い選手が召集に間に合わずに予想外のハイレベルで決勝進出を逃したり、不甲斐ない走りをした弟を姉(女王)が叱ったり、そのほかにも盛り沢山なのだが、紙面の都合もあるので詳細は割愛して、結果だけ羅列する。

◆2歳MO 決勝7位
◆2歳KNSN 完走
◆3歳ET 完走
◆4歳SKR 準決勝完走
◆4歳CK 準決勝完走
◆4歳KI 準決勝完走
◆4歳RY 決勝6位
◆4歳KSE 病欠
◆5歳RAN 準決勝完走
◆5歳ITK 下記

さて、チームメイトはいろいろあったが、いよいよ私のレースの番だ。
海辺の騎士杯は参加人数が多いため、勝ち抜けが厳しい。特に準決勝は予選を勝ち抜いた強豪の中、2名しか上がれない狭き門だ。それでも予選を2位、準決勝を1位で通過した。
『川軍団KZYがいないじゃねーか、なんだこれなら優勝はもらったな。ラクショウ、ラクショウ』
そう、常勝軍団川軍団のエース、KZYでさえも準決勝敗退という厳しいレースなのだ。

決勝のくじは「2」。
『また2なの!?もう少しインを引きなさいよ』母さんのあたたかい励ましの声が飛んだ。
今回の2はアウト2枠目だ。しかしスタート係のMコーチが近い。だからよい枠順だ。よーし、いざ、走るべし。

『レディセットゴー』
『(えっ、もうスタート!?)』
いや、早いよにいちゃん。そりゃみんな条件は同じだよ。5歳クラスで急にMC変わったって言ってもさ。予選と準決勝で慣れたと言ってもさ。みょ〜に早口でタイミング取れないんだよ。こちとら0.1秒のスタート争いなんだってば。

隣でスタートしたYTRの背中が遠くなる。
おいおい、おいて行くなよ。悲しくなるよ。

普段は紳士で通している私も、怒る時は怒るよ。『スタッフ!このストライダー整備不良じゃないか!スタートの反応が0.3秒遅れたぞ!』
『いや、そんなはずはないです。決勝ですし念入りに…』
『言い訳はいーんだよ、言い訳は!』
ゴール直後、私はストライダーを投げ出し、蹴っ飛ばし、怒りで地面に突っ伏した。自分の不甲斐なさに情けなくて涙がでた。

『父さん…今日のレース…悪かったね…勝てなくてさ…8位なんて結果で…』
私はバツが悪そうに歩きながら呟いた。
『‥何位でもいいんだよ‥終われば全て花マルなんだから。いつでもそう思ってたよ。』
父の甘い言葉に込み上げてくるものを感じた。

『父さん!何甘いこと言ってんだよ!レースは勝たないと意味ないだろ!父さんだって表彰台のって、トロフィーもらって帰ったらニヤニヤしながらトロフィーケースに入れるじゃないか。』
『いや…別にニヤニヤはしてないし…父さんはいつでもレースは自分との戦い、よい走りが出来れば結果は関係ないって…』
『勝つ!次はぜってー勝つ!』

5歳後半となり、来年の開催時期次第では海辺の騎士杯も最後かもしれない。しかしこのまま終わる訳にはいかない。雪辱を誓い拳をギュっと握りしめる。
今日は全国的にこの冬一番の寒波が訪れた1日だったが私の心と掌はいつまでもいつまでも熱かった。

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